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六義園の基本の情報と、知ると面白い由来・逸話、意外と知られていない見どころ、いまの催しをまとめています。
五代将軍綱吉に仕えた柳澤吉保が、自分で設計して7年かけて造った庭。和歌に詠まれた名所を88の景色にして庭に写した、「文学の庭」。春のしだれ桜と秋の紅葉で知られる。
| 開園時間 | 9:00〜17:00(入園は16:30まで。催しの期間は延びることがある) |
|---|---|
| 休園日 | 12月29日〜1月1日 |
| 入園料 | 一般300円、65歳以上150円(小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料)。5月4日・10月1日は無料 |
| 住所 | 東京都文京区本駒込6-16-3 |
| 行き方 | JR山手線・東京メトロ南北線の駒込駅から徒歩7分、都営三田線千石駅から徒歩10分。駐車場はない |
2026/10/27に公式の案内で確かめた内容。変わることがあるので、行く前に公式も見てください。
出典:東京都公園協会「六義園」
入ってすぐのしだれ桜(3月末)と、11月下旬のつつじ茶屋のまわりの紅葉が二大見どころ。2026年は11月25日〜12月6日に紅葉の夜間特別観賞がある。
池のまわりを一周したら、樹林の中の細い「ささかにの道」へ。にぎやかな季節でも、ここは静かに歩ける。
1695年、五代将軍・徳川綱吉から駒込の地を下屋敷として与えられた柳澤吉保が、自ら設計と指揮をして、平らな武蔵野に池を掘り山を築き、7年かけて回遊式築山泉水庭園を造った。小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられた。
名前は、中国の古い漢詩集『毛詩』の「詩の六義」(風・賦・比・興・雅・頌)を、紀貫之が和歌の「六体」に使ったことに由来する。庭には紀州・和歌の浦の景色や、和歌に詠まれた名所が八十八境として写されている。
明治には三菱を創った岩崎彌太郎の持ち物になり、1938年に東京市に寄付されて公開された。1953年に国の特別名勝。
出典:東京都公園協会「六義園」
園内の橋や道には、和歌から付けた名前が多い。石の橋「渡月橋」は「和歌のうら 芦辺の田鶴の鳴声に 夜わたる月の 影そさひしき」の歌から。
「ささかにの道」の「ささかに」はクモの古い呼び名で、細い小道がクモの糸のようだから。中の島の築山「妹山・背山」は、昔の言葉で女性を妹(いも)、男性を背(せ)と呼んだことから、男女の間柄を表している。
出典:東京都公園協会「六義園」
五代将軍綱吉はたびたび吉保の屋敷を訪れた。そのたびに近くの民家が付き添いの役人の詰所になるほどにぎわい、このあたりは「殿中」と呼ばれるようになった。
元禄14年(1701年)には綱吉の母・桂昌院も立ち寄った。吉保は前もって石を据え、水の流れを増やし、9か所に小屋を建てて迎え、園内で品物を売る趣向でもてなしたという。
吉保は、和歌を通じて付き合いのあった霊元上皇に庭の景色を描いて献上した。上皇は自ら「十二境」と「八景」を選んで歌に詠み、その歌の巻物を吉保に授けた。
八景には、上野の寛永寺の鐘を聞く「東叡幽鐘」や、雪の富士を望む「土峯晴雪」が入っている。駒込の庭から、上野の鐘と富士山を思い描いていた。
園の北側でいちばん大きな築山「藤代峠」は標高35m。頂上からは富士山と筑波山が見えたとされる。
いまはビルにさえぎられるが、登ると大泉水の全体が見下ろせる。六義園でいちばん「大名の気分」になれる場所。
正門近くの広場の名物しだれ桜は、昭和30年代に植えられた。品種はエドヒガンで、高さ約15m・幅約20m。
江戸の庭に見えて、実は昭和の桜。それでも毎年3月末、この1本を見るために夜まで人が並ぶ。
出典:東京都公園協会「六義園」
六義園は駒込駅から徒歩7分(JR・南北線は2出口)なので、バスは千駄木や本郷方面から来るときに便利。園に駐車場はない。ドアは自動で開くので手で触らない。22時〜翌5時は2割ほどの深夜割増。タクシーはアプリでも呼べる。GO は英語に対応し、海外の電話番号とカードで使える。Uber は東京ではタクシー会社の車を呼ぶ形、DiDi は2026年の初めから23区などで外国人も S.RIDE のタクシーを呼べるようになった。
出典:万族生物学:六義園へのアクセス、東京都交通局:白山上・本駒込のバスのりば、文京区:コミュニティバス「Bーぐる」、ウォーカープラス:六義園、Lonely Planet(タクシー)、Tabimania Japan(タクシー)、Japan Taxi Apps for Tourists: GO, Uber, DiDi and S.RIDE(2026年10月12日)
都のマネジメントプランによると、大泉水のまわりを一周する人が多い。都の無料の庭園ガイドは1回およそ60分(2019年の案内)。染井門(駒込駅から徒歩2分)は、つつじの時期などに限って開く。
| 3月中旬〜4月上旬 | しだれ桜。見頃は3月下旬〜4月上旬で、夜間特別観賞「春夜の六義園」(入口は染井門)がある |
|---|---|
| 4月中旬〜5月初め | つつじ 約30種・1,000株。古い品種も見られる |
| 5月〜6月 | さつき・和あじさい |
| 7月 | 七夕飾り |
| 11月下旬〜12月初め | 紅葉。1年でいちばん人が多い時期で、夜間特別観賞がある(2026年は11月25日〜12月6日) |
| 12月 | 雪吊り・霜除け |
出典:東京都建設局「六義園マネジメントプラン」、All About「六義園のしだれ桜」、ウォーカープラス「六義園のしだれ桜」
広さは六義園が約8万8千㎡、小石川後楽園が約7万1千㎡、浜離宮が約25万㎡。時代は後楽園(1629年〜)がいちばん古く、浜離宮(1654年〜)、六義園(1695〜1702年)の順。
和歌の名所を写した庭は六義園だけ。後楽園は中国趣味(円月橋・西湖の堤)、浜離宮は海の水が出入りする潮入の池と鴨場。
キョウチカの見立て:花と紅葉で選ぶなら六義園、建物や橋の形を楽しむなら後楽園、広い空と海なら浜離宮。
出典:東京都建設局「六義園マネジメントプラン」、東京都建設局「小石川後楽園マネジメントプラン」、東京都建設局「浜離宮恩賜庭園マネジメントプラン」
10/31(土) 10:00〜16:00
JR駒込駅東口から徒歩1分の、ハロウィンの日の親子向けマルシェ。ハンドメイド雑貨やワークショップ、ハロウィンのフォトブース、スタンプラリーを予定。PorePoreのおにぎりの販売(12:00〜13:00、3階で食べられる)と縁日コーナーもある。同じ日に0歳から楽しめる音楽会「My favorite songs 4」(10:30〜・13:30〜)も開く。
くわしく見る →10/10(土)〜12/6(日) 09:00〜17:00
浜離宮恩賜庭園・旧芝離宮恩賜庭園・小石川後楽園・六義園・旧岩崎邸庭園・向島百花園・清澄庭園・旧古河庭園・殿ヶ谷戸庭園の9庭園をめぐるスタンプラリー。台紙は各庭園で配布(1人1枚・なくなりしだい終了)。スタンプの数に応じて庭園やJR東日本のオリジナルグッズのプレゼントや抽選。最終入園16:30。
くわしく見る →11/7(土)〜12/6(日) 09:00〜17:00
紅葉と秋バラを一緒に見られる庭園の秋の催し。11/28は12時・15時に箏とパンフルートの演奏会(雨天中止)、11/24はバラの香りのワークショップ(事前申込・40名)。臨時売店「ローズガーデンマーケット」やデジタルスタンプラリーも。最終入園16:30。
くわしく見る →11/25(水)〜12/6(日) 18:00〜20:30
紅葉の日本庭園のライトアップ。土蔵と竹林のプロジェクションマッピング(新規)、抹茶茶屋、屋台・キッチンカーも。17時にいったん閉園し18時から再開園、最終入園19:30。1日の販売数に限りがあり、オンライン券は優先レーンから入れる。
くわしく見る →9:00〜17:00(入園は16:30まで。催しの期間は延びることがある)
一般300円、65歳以上150円(小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料)。5月4日・10月1日は無料
JR山手線・東京メトロ南北線の駒込駅から徒歩7分、都営三田線千石駅から徒歩10分。駐車場はない
1695年、五代将軍・徳川綱吉から駒込の地を下屋敷として与えられた柳澤吉保が、自ら設計と指揮をして、平らな武蔵野に池を掘り山を築き、7年かけて回遊式築山泉水庭園を造った。小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられた。名前は、中国の古い漢詩集『毛詩』の「詩の六義」(風・賦・比・興・雅・頌)を、紀貫之が和歌の「六体」に使ったことに由来する。庭には紀州・和歌の浦の景色や、和歌に詠まれた名所が八十八境として写されている。明治には三菱を創った岩崎彌太郎の持ち物になり、1938年に東京市に寄付されて公開された。1953年に国の特別名勝。
つつじ茶屋、滝見茶屋の滝、せきれい石、4つの土橋など。
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