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浜離宮恩賜庭園の基本の情報と、知ると面白い由来・逸話、意外と知られていない見どころ、いまの催しをまとめています。
東京湾の海水を引き入れた「潮入の池」と、鴨場が2つ残る江戸の大名庭園。汐留の高層ビルを背に、将軍の庭を歩ける。実際に海水が出入りしている潮入の池は、いまはここだけ。
| 開園時間 | 9:00〜17:00(入園は16:30まで。催しの期間は延びることがある) |
|---|---|
| 休園日 | 12月29日〜1月1日 |
| 入園料 | 一般300円、65歳以上150円(小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料)。5月4日・10月1日は無料 |
| 支払い | 交通系電子マネー・クレジットカード・PayPayなどのコード決済が使える |
| 住所 | 東京都中央区浜離宮庭園1-1 |
| 行き方 | 大手門口へは大江戸線の築地市場駅・汐留駅、ゆりかもめ汐留駅から徒歩7分。中の御門口へは汐留駅から徒歩5分 |
2026/10/27に公式の案内で確かめた内容。変わることがあるので、行く前に公式も見てください。
中島の御茶屋で抹茶を飲みながら、池とビルを一緒に眺めるのがキョウチカのおすすめ。江戸と今の東京が一枚に入る。
土日祝の11時・14時は無料の庭園ガイド、土日と第2・第4月曜の11時は英語のガイドがある(夏は休み)。海外の友だちを連れて行くなら、この時間に合わせると話がふくらむ。
寛永年間(1624〜1644年)までは将軍家の鷹狩場で、一面の芦原だった。1654年、四代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重が、海を埋め立てて「甲府浜屋敷」という別邸を建てた。
綱重の子の綱豊(家宣)が六代将軍になると、将軍家の別邸「浜御殿」になった。歴代の将軍が手を入れ、十一代将軍家斉のときに、ほぼいまの姿の庭が完成した。
明治維新のあとは皇室の離宮となり「浜離宮」に。関東大震災と戦災で御茶屋などを失ったが、1945年11月3日に東京都に下賜され、1946年4月から有料で公開されている。周りの水面を含めて国の特別名勝・特別史跡。
庭には、1778年の庚申堂鴨場と1791年の新銭座鴨場の2つの鴨場が残る。池と林を高さ約3メートルの土手で囲い、外から鴨が見えないようにしてある。
池から細い「引堀」を何本も出し、小さなのぞき穴から鴨の様子をうかがいながら、ヒエやアワのエサとおとりのアヒルで引堀におびき寄せる。そこを江戸時代は鷹で、離宮の時代は叉手網(さであみ)ですくいとった。1935年には、獲物になった鴨をなぐさめる鴨塚も建てられた。
1727年(享保12年)、浜御殿にサトウキビが植えられ、1729年ごろには砂糖の試作までこぎつけたとみられる。1731年には黒砂糖ができ、苗は千葉の薬園へ移された。
砂糖を国内で作ろうとした八代将軍吉宗の取り組みのひとつ。いまの潮入の池のほとりが、日本の砂糖づくりの実験場だった。
1729年(享保14年)3月13日、ベトナムから来た象が長崎を出て、陸路を約74日かけて江戸に着いた。吉宗に会ったあと、浜御殿で飼われることになった。
約12年後、えさ代がかさむため中野村の源助らに払い下げられ、中野で一生を終えた。ゾウが歩いた庭だと思って芝生を見ると、景色がちょっと変わる。
明治2年(1869年)、庭の中に外国の要人を迎える洋館「延遼館」が建てられた。近代日本で最初の迎賓施設とされる。
1879年に来日したアメリカの前大統領グラント将軍は、ここで明治天皇と会った。建物はいまは無く、「延遼館跡」が残るだけ。
慶応4年(1868年)1月、鳥羽・伏見の戦いに敗れた十五代将軍慶喜は、大坂から船で江戸へ戻った。サライ.jp の記事によると、そのとき慶喜は浜御殿に上陸し、船をつけた船着き場がいまも残っている。
江戸幕府の最後の将軍が江戸に帰ってきた最初の一歩が、この庭だった。
いちばん近いのは電車。都営大江戸線 築地市場駅(A1出口)・汐留駅、ゆりかもめ 汐留駅から徒歩7分、新橋駅から約12分。バス・タクシーの問い合わせは浜離宮恩賜庭園サービスセンター 03-3541-0200。ドアは自動で開くので手で触らない。22時〜翌5時は2割ほどの深夜割増。タクシーはアプリでも呼べる。GO は英語に対応し、海外の電話番号とカードで使える。Uber は東京ではタクシー会社の車を呼ぶ形、DiDi は2026年の初めから23区などで外国人も S.RIDE のタクシーを呼べるようになった。
出典:東京都:浜離宮恩賜庭園の案内、Tokyo Tourist Info:浜離宮恩賜庭園、ウォーカープラス:浜離宮恩賜庭園、Lonely Planet(タクシー)、Tabimania Japan(タクシー)、Japan Taxi Apps for Tourists: GO, Uber, DiDi and S.RIDE(2026年10月12日)
所要時間を書いた資料は見つからなかった。キョウチカの見立てでは、2つの鴨場まで回るなら1時間半はみておきたい。土日祝の11時・14時には無料の庭園ガイドもある。
| 1月(正月開園) | 1月2日・3日に開園して催しがある。2026年は3日に放鷹術(鷹を使った狩りの技)の実演があった。2027年の内容は発表を待って載せる |
|---|---|
| 冬 | ロウバイ |
| 3月下旬〜4月中旬 | 桜 約80本(ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ・八重桜・ギョイコウなど) |
| 春 | 菜の花 約3,000㎡に約30万本 |
| 夏 | ハナショウブ・アジサイ |
| 秋 | コスモス(ビル群と並んで見える)・紅葉 |
広さは浜離宮が約25万㎡でいちばん大きく、旧芝離宮は約4万3千㎡(浜離宮の約6分の1)、六義園は約8万7千㎡。
浜離宮と旧芝離宮はどちらも海を埋め立てた土地に造られた潮入の庭だったが、いまも海の水が出入りしているのは浜離宮だけ。旧芝離宮は淡水の池になった。
キョウチカの見立て:海と空の広さを感じたいなら浜離宮、時間が30分しかないなら駅前の旧芝離宮、和歌と紅葉の「物語の庭」なら六義園。
出典:東京都建設局「浜離宮恩賜庭園」パンフレット、東京都建設局「旧芝離宮恩賜庭園」資料、ニッポン旅マガジン「東京の大名庭園」
注目の催し
10/21(水)〜10/27(火) 10:00〜20:00
スイーツメディアufu.が選ぶ焼き菓子の催し。若手パティシエ4人のくるみの焼き菓子、約20ブランドのレモンケーキ、マドレーヌ、クッキー缶が並ぶ。パリブレストのフェアや、日替わりの焼き菓子店(菓子屋カルダモン、マカロワ、多計雄)も。数量限定で、電話や店頭での予約は不可。
くわしく見る →10/21(水)〜10/28(水) 11:00〜23:00
青森から大分まで過去最多の24蔵が日替わりで出店する発泡日本酒「awa酒」のイベント。虎ノ門横丁の16店でも各蔵のawa酒が飲め、10/25は全24種がそろう。
くわしく見る →10/29(木) 12:10 開演
昼休みの30分のロビーコンサート。日本伝統文化の会による箏と三味線で「八島」、日本古謡メドレー、「ハナミズキ」ほか(予定)。申込不要、当日直接会場へ。
くわしく見る →10/28(水)〜10/30(金) 11:00〜20:00
港区と交流する全国31の自治体が新橋SL広場に集まる物産展。海産物・和牛・地酒・ワイン・名産品などを売る。出店は日替わりで、荒天のときは中止。
くわしく見る →10/31(土) 10:00〜14:30
ウォーターズ竹芝の竹芝干潟で開く親子向けの催し。10:00〜12:00は年に一度のハゼ釣り大会(上位入賞者に賞状と記念品)、13:00〜14:30は竹芝干潟ファンクラブの「ソダ」作り(木の枝で小さな生きものが集まる場所を作り、干潟の生きものについて学ぶ)。どちらも予約制で、申し込みはJRE MALLチケットから。
くわしく見る →11/1(日) 11:00〜16:00
港区の児童虐待防止キャンペーンの催し。子どもと大人が一緒に楽しめるよう、親子向けのブースを並べる。飲食ブース・ゲームコーナー・ワークショップ・展示・ステージのほか、区長とみなと子ども会議のメンバーのトークも。
くわしく見る →11/1(日) 14:00〜16:00
東銀座エリアマネジメントと麹屋三四郎による麹づくりの体験会。受付13:40から、14:00〜16:00頃。Peatixで事前申込が必要(定員20名、先着)。
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10/30(金)〜11/3(火・祝) 09:00〜21:00
開園80周年記念事業として開園時間を21時まで延長し、ライトアップされた夜の庭園を歩ける催しです(最終入園20時30分)。夜間特別観賞券は不要で、通常の入園料のみで入れます。中島の御茶屋では80周年記念ライトアップ限定メニューがあります。17時以降は一部区域に入れず、中の御門は17時に閉門します。
くわしく見る →11/1(日)〜11/3(火・祝) 10:00〜17:00
和菓子「ねりきり」作り(11/1、13:30〜15:00・15:30〜17:00、200円)、歴史クイズ&庭師技法のワークショップ(11/3 10:00〜11:00、150円)、旧芝離宮恩賜庭園のフィールドワーク(11/3 14:00〜15:30、150円)。Peatixで事前申込制。
くわしく見る →11/3(火・祝) 10:30〜14:30
山梨ヌーボーの解禁日に、山梨県のワイナリー36社・約70銘柄の新酒ワインを試飲・即売。10時30分から14時30分(最終受付13時30分)、入場無料。試飲はワイングラスとチケット20枚のセット(前売3,300円・当日4,000円、1回40cc)。雨天決行、荒天は中止。
くわしく見る →11/7(土)〜11/8(日) 10:00〜18:00
竹芝エリア一帯でテクノロジーとポップカルチャーの未来を体験する2日間。CANVASの「ワークショップコレクション」でAI・ロボット・プログラミング・環境の子ども向けワークショップが並ぶほか、ロボットとのふれあいや超人スポーツ体験も。一部は有料・要予約。
くわしく見る →10/28(水)〜11/9(月) 10:00〜20:00
TBSの朝の番組「ラヴィット!」のグルメ催事(銀座三越で初開催)。パート1は10/28〜11/2、パート2は11/3〜11/9。ナポリタン・餃子・カレー・スイーツなどで、イートインもある(ラストオーダーは終了60分前)。11/2と11/9は17時終了、混雑時は入場制限・整理券あり。
くわしく見る →11/22(日) 13:30〜16:30
福島の奥会津7町村の人たちが東京に集まる催し。13:30から地酒と郷土のつまみ(有料)が出て、14:00からは地元の人のプレゼンやトーク、ミニライブ、遊びの「いとっぴき」があります。入場無料・出入り自由です。
くわしく見る →11/1(日)〜11/29(日) 10:00〜18:30
ねこグッズの専門店や作家のねこ作品を集めた展示即売会。アクセサリー、雑貨、服、器、絵画などが並ぶ。東銀座駅直結の木挽町広場で、観劇しなくても無料で入れる。10:00〜18:30(9・17・26〜28日は18時まで、7・14・21・29日は17:30まで)。
くわしく見る →10/10(土)〜12/6(日) 09:00〜17:00
浜離宮恩賜庭園・旧芝離宮恩賜庭園・小石川後楽園・六義園・旧岩崎邸庭園・向島百花園・清澄庭園・旧古河庭園・殿ヶ谷戸庭園の9庭園をめぐるスタンプラリー。台紙は各庭園で配布(1人1枚・なくなりしだい終了)。スタンプの数に応じて庭園やJR東日本のオリジナルグッズのプレゼントや抽選。最終入園16:30。
くわしく見る →12/12(土)〜12/13(日) 12:00〜18:00
全国の18の酒蔵が集まり、蔵の人と話しながら日本酒を飲み比べる催し。各部200名の入れ替え制で、12日は12〜14時・16〜18時、13日は11〜13時・14時30分〜16時30分。おつまみや食事もあり、気に入ったお酒はその場で買える。チケットはPeatixで。
くわしく見る →12/16(水) 13:30 開演
加藤昌則(作曲・ピアノ)とハルモニア・アンサンブルの合唱ほか。13:30開演のマチネ(女声、クリスマス・メドレーなど)と18:30開演のソワレ(男声・混声、「鐘のキャロル」「ジングルベル・ロック」などクリスマス・ソング中心)の2回。終演時刻は公式で確認。
くわしく見る →12/23(水) 19:00 開演
テノールのジョン・健・ヌッツォのクリスマスコンサート(12回目)。ゲストはバイオリンの小林美樹、ピアノは丸木かすみ。開場18:30、開演19:00。チケットは teket で販売。終演時刻は公式で確認。
くわしく見る →12/24(木)〜12/26(土) 19:00 開演
ホテルのフェスティブ企画「Holiday Voyage 2026」の無料ライブ。各日2組が19:00と20:30から約30分ずつ演奏。期間中(12/1〜1/7)は夜に16階ロビーの水面アートがブルーにライトアップされる。
くわしく見る →12/31(木) 22:30〜24:00
東京湾の夜景を望む28階の2会場で大みそかのカウントダウンパーティー。12/31 22:30〜翌1:00(22:00開場)。バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」と、仮面舞踏会がテーマの中国料理「チャイナブルー」。窓側・プレミアムのテーブル席もあり。
くわしく見る →11/2(月)〜1/30(土) 17:00〜22:00
スイーツとセイボリーの3段プレートに、SPRING VALLEY BREWERYのクラフトビール3種(日本のゆずエール・豊潤496・JAZZBERRY)を合わせる夜のアフタヌーンビール。ローストビーフ付き。2時間制で最終入店20時。1日10食限定、前日15時までに要予約。日曜と12/31〜1/11は休み。
くわしく見る →11/14(土)〜2/14(日) 14:00〜20:30
GINZA SIXのクリスマス「GINZA SIX XMAS 2026」に合わせて、屋上庭園に樹脂製のスケートリンクが登場します。平日は14:00〜20:30、土日祝と12/19〜1/3は11:00〜20:30(最終受付20:00)、12/31は11:00〜18:00、1/1・1/2は休みです。3歳以下は滑れず、未就学児は保護者の同伴が必要で、手袋の着用が必須です。天候などで営業時間や内容が変わることがあります。
くわしく見る →11/3(火・祝)〜2/28(日) 11:00〜19:00
大正・昭和の装幀家・挿絵画家の小村雪岱と、現代美術家の玉山拓郎を取り上げる展覧会。入場無料。平日は19時まで、日曜・祝日は18時まで。月曜休み(祝日も休み)、12/21〜1/11は休館。
くわしく見る →11/3(火・祝)〜2/28(日) 12:00〜21:30
いちごと練乳のアフタヌーンティー。いちごのティラミスやいちご大福など、12月からは九州産いちごを使う。12時〜18時30分(180分制、最終受付15時30分)、ナイト版は18時〜21時30分(90分制)。予約は公式の予約ページか電話。
くわしく見る →このページの催しが多いエリアから、レストランを日時・人数で探せます(一休.comレストラン)
PR・一休.comレストランの予約ページがひらきます(バリューコマースのアフィリエイトリンクです)。
9:00〜17:00(入園は16:30まで。催しの期間は延びることがある)
一般300円、65歳以上150円(小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料)。5月4日・10月1日は無料
大手門口へは大江戸線の築地市場駅・汐留駅、ゆりかもめ汐留駅から徒歩7分。中の御門口へは汐留駅から徒歩5分
寛永年間(1624〜1644年)までは将軍家の鷹狩場で、一面の芦原だった。1654年、四代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重が、海を埋め立てて「甲府浜屋敷」という別邸を建てた。綱重の子の綱豊(家宣)が六代将軍になると、将軍家の別邸「浜御殿」になった。歴代の将軍が手を入れ、十一代将軍家斉のときに、ほぼいまの姿の庭が完成した。明治維新のあとは皇室の離宮となり「浜離宮」に。関東大震災と戦災で御茶屋などを失ったが、1945年11月3日に東京都に下賜され、1946年4月から有料で公開されている。周りの水面を含めて国の特別名勝・特別史跡。
潮入の池の魚、三百年の松、よみがえった3つの御茶屋、中島の御茶屋など。
2026年10月27日時点の掲載分です。行く日や出発する駅からさがすときは、トップページが便利です。
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